小ロンド遺跡と王の器についての考察

記念すべき第一回目の考察は小ロンド遺跡と王の器について。

僕なりの観測で考察していきますが、ダークソウルという作品はプレイヤーの数だけ可能性が分岐します。

なので「こういう解釈もできるよ!」「その結論に至るには少し早計ではありませんか?」等、色々な意見があるかと思います。

ほんの些細なことでも構いません。

答えることの出来る範囲の質問であれば基本的にお答えします。

では始めていきますね。

【目次】

  • 王の器について
  • 大王の封印について
  • 小ロンド遺跡の封印の番イングウァードについて
  • 封印の番について
  • 小ロンド遺跡について
  • アストラのアナスタシアについて
  • 女神の騎士ロートレクと封印の番について
  • 四人の公王について
  • RE アストラのアナスタシアについて
  • まとめ

 上から順に余すことなく説明していきますね

 ※RE アストラのアナスタシアについてが今回の追伸部分です。

  • 王の器について

皆さんご存知の通り、ダークソウル1では王の器を入手するまで転送を使うことが出来ません。

では何故王の器が無ければ転送が出来ないのか?

その点を深堀していきます。

まず結論から言いますと、王の器が転送を司っている訳ではありません。

王の器を持っていると転送が出来るようになるだけです。

もっと分かりやすく言いましょうか。

「王の器を所持していなくても転送できる場所があります」

実際に検証してきました。

結論から言いますと「深淵」の領域だけ篝火間の転送が出来ます。

手順を書いておきますので、試したことが無い方は一度試してください。

  1. 【アストラのアンドレイ】から20000ソウルで【アルトリウスの紋章】を購入or【アストラのアンドレイ】を殺害し【アルトリウスの紋章】を入手
  2. 【黒い森の庭】の扉を【アルトリウスの紋章】で開き【灰色の大狼シフ】を撃破し【アルトリウスの契約】を入手
  3. 【小ロンド遺跡】を封印している【封印の番イングウァード】を殺害し【封印の鍵】を入手
  4. 【封印の鍵】で開いた先のレバーを動かし、【飛竜の谷】と【小ロンド遺跡】を隔てる水門を解放する
  5. 【アルトリウスの契約】を装備し【四人の公王】を撃破する

この手順を踏むことで王の器を所持していなくても転送を使用することができます。

ただ、この時点で訪れることの出来るエリアはアノールロンドまでですので【火継ぎの祭祀場】【城下不死教区】【太陽の祭壇】【最下層】【混沌の娘】【灰の湖】【地下墓地】【巨人墓地】【アノール・ロンド】【暗月の霊廟】までしか転送はできません。

そしてかなりメタ的な事を言うと【詰み防止策】のための転送機能でしょう。

一度【深淵】で休息してしまうと徒歩では帰れませんので。

ここで終わらせてもよいのですが、次の点で気になることがあります。

 

  • 大王の封印について

【王の器】を【火継ぎの祭壇】に置く前に【巨人墓地】【アノール・ロンド】【デーモン遺跡】に訪れると「謎の黄色い霧」に行く手を阻まれます。

実際に近づくと【大王の力で封印されている】と表記が出ます。

上記で述べた通り【王の器】を【火継ぎの祭壇】に置くことで大王の封印は解けますが、何を思って封印していたのでしょうか。

共通点といえば【王のソウル】【分け与えられた王のソウル】を所持している者が各地にいるくらいでしょうか。

しかしこの説を提唱するには1つ矛盾が生じます。

「何故【小ロンド遺跡】は封印しなかったの?」

不思議ですよね。

大王の力では封印できない理由が何かあったのでしょうか?

ここで次の問いに移ります

 

  • 小ロンド遺跡の封印の番イングウァードについて

勘の良い方は薄々気づいていたかと思います。

【小ロンド遺跡】は大王の力に代わり【封印の番イングウァード】が封印していたのです。

ここで少し彼の台詞を紹介しましょう。

 

「王の器入手前の【封印の番イングウァード】の台詞」

 わしは、封印の番じゃ

ダークレイスの主、四人の小王を封じておる

ダークレイスは、人と、ソウルで生きる全ての敵

この小ロンドは、奴らを生み

ただそれを封じるために、滅びたのじゃ

…それほどに、あれは恐ろしい存在なのじゃよ…

 

「王の器入手後の【封印の番イングウァード】の台詞」

 お前さん…王の器をもっとるのか…

そうか、お前さんが…

お前さんの目的は、分かっちょる

わしの封印しとる、四人の小王に用があるのじゃろう

これが、封印の鍵じゃ

四人の小王は、この遺跡の最深部におる

この鍵で、封印を解き…水門を開いて、進がよい

…ああ、それから、ひとつ忠告じゃ

奴らは、深淵と呼ばれる、闇に住んでおる

そのは、尋常な人の赴ける場所ではないが…

はるか昔、騎士アルトリウスだけが、深淵を歩いたという

彼を探し、力を借りれば

あるいは、深淵にはいれるかもしれぬぞ…

 

「四人の公王撃破後の【封印の番イングウァード】の台詞」

…そうか。四人の小王を倒したか

さすがはお前さん、王の器の勇者じゃ

これで、わしの役目も終わりじゃな…

少しばかり、太陽が懐かしくなってきたところじゃ…

丁度よいわ…

 

以上が【封印の番イングウァード】の台詞ですが、条件によって聞くことの出来る台詞は違いますね。

ここから少し深堀してみましょうか。

【王の器】入手前ではダークレイスと四人の小王がどういう存在かという台詞しか聞くことができませんが

【王の器】入手後は【深淵】に赴く方法を聞くこともできます。

 

上から順に僕の解釈を述べます。

【王の器】を所持していない者には【封印の鍵】を渡すことができず、深淵の赴き方についても話すことはできない。

しかし【王の器】を所持している者には【深淵】への赴き方についても話すということは

【アノール・ロンド】【巨人墓地】【デーモン遺跡】を封じた大王から直々に【小ロンド遺跡】の封印を任せられていたのではないでしょうか?

また【王の器】を手に入れた者に【封印の解き方】と【深淵への赴き方】を教えるように大王が命じたのではないでしょうか?

そして【四人の公王】の住処である【小ロンド遺跡】は、大王の力であっても封印できなかったのではないでしょうか?

【王の器】を所持しているということは【王の探究者フラムト】から不死の使命を聞いているはずです。

であるなら新たな闇の者が生まれることも無く【封印の番イングウァード】も安心して小ロンドの封印を解くこともできるという事だと僕は思います。

物語の流れ的に見ればの話ですが。

 

ここから繋げて次の問いに移ります。

 

  • 封印の番について

こちらでは【封印の番イングウァード】ではなく【封印の番】について深堀します。

元々【封印の番】は三人存在したそうです。

そのテキストをご紹介します。

 

【封印者の仮面】

小ロンドを水底に沈め

闇に落ちた四人の公王とダークレイスを封印した

封印の魔術師たちの仮面

封印者として永遠に生きる覚悟と

犠牲になった者たちへの贖罪を示すものだが

三人いた封印者の二人は

永遠の任に飽き、既に小ロンドを捨てている

 

上記のテキストから読み取れる通り元々三人いたそうですが、内二人は永遠の任に飽きて小ロンドから旅立ったそうです。

ではその二人は何処に旅立ったのでしょうか?

元々【封印の仮面】と【紅一式】は【病み村】で入手することができます。

ここで【紅一式】のテキストを一部紹介しましょう。

 

【紅一式】

封印の魔術師たちは、元来癒し手と呼ばれ

鮮やかな紅の衣装はその象徴であった

 

とあります。

【封印の魔術師たち】は元々【癒し手】であったそうです。

そして【病み村】ではもう一つ【治癒】という重要な魔術が拾えます。

 

【治癒】

かつての小ロンドの封印者の一人

赤衣のユルヴァの魔術

出血およびあらゆる毒の蓄積を減らし

またあらゆる毒状態を解除する

小ロンド独特の治癒の魔術の1つ

彼女は、病み村で治癒術をふるうために

封印の任を捨てたのだろうか

 

【治癒】は元々【小ロンド】独特の魔術ということが分かりましたね。

 

そして【封印の仮面】【紅一式】【治癒】が病み村で拾えるという事は

【元々三人居た封印者の一人は病み村に旅立った】

と観測できます。

 

では最後の内1人は何処に旅立ったのでしょうか?

ヒントは【封印の番イングウァード】の使う武器にありました。

 

【封印の錫杖】

小ロンドを水底に沈め

闇に堕ちた四人の公王とダークレイスを封印した

封印の魔術師たちの錫杖

 

【封印の魔術師たち】と明記されていますので【封印の番イングウァード】専用の武器ではないことが分かりましたね。

なので【封印の錫杖】を所持しているNPCが【最後の封印者の内1人】であるという事になります。

そして【最後の封印者の内1人】

結論から言いますと【女神の騎士ロートレク】の付き添いです。

 

【女神の騎士ロートレク】とのイベントを進めると【アストラのアナスタシア】が何者かに殺害されます。

その遺体を調べると【薄汚れた一式】【血濡れたスカート】【黒い瞳のオーブ】を入手することができます。

その後【アノール・ロンド】で【黒い瞳のオーブ】を使い【女神の騎士ロートレク】の世界に侵入することで【封印の錫杖】を持つNPCに会うことができ、【封印者の仮面】を被ってはいませんが【紅一式】を装備しています。

この【最後の封印者の一人】が【女神の騎士ロートレク】の付き添いの者である可能性が非常に高いのです。

では次の問いに移ります。

 

  • 小ロンド遺跡について

上記でも述べましたが、小ロンド遺跡は水によって封印されています。

では何故水なのでしょうか?

その点を深堀していきます。

ここで【封印の番イングウァード】の持つ【封印の鍵】と、【病み村】で拾える【小ロンド遺跡の鍵】のテキストを紹介します。

 

【封印の鍵】

闇に堕ちた四人の公王の封印たる

小ロンドの水門を開くための鍵

四人の公王とダークレイスを封じるため

封印者は、民人諸々、街を水底に沈めた

かつて小ロンドの豊かな文化は失われ

民草は死して呪われた亡霊となった

 

【小ロンド遺跡の鍵】

小ロンドと飛竜の谷を隔てる鉄格子の鍵

呪われた亡霊が徘徊する小ロンド遺跡は

その危険さと、闇を封印したという言い伝えにより

何物も近づけぬよう封鎖されているのだ

 

と明記されていますね。

注目すべきは

【民人諸々、街を沈めた】

【豊かな文化は失われ、民草は死して呪われた亡霊となった】

【何者も近づけぬよう封鎖されているのだ】

という点。

全て繋げて結論を出しましょう。

 

元々小ロンドは豊かな文化が栄えていた

しかしダークレイスと四人の公王が生まれたために、大王が人民諸々小ロンドを封印した

その結果人民は呪われ、亡霊となって徘徊し始めた

このままじゃいけないと思い、飛竜の谷に通じる二つの通路を何者も近づけぬよう封鎖した

 

しかしこの結論も矛盾が生じてしまいます。

【火継ぎの祭祀場と小ロンド遺跡が繋がってるのは何故?】

この点に関しても深堀していきます。

結論から言いますね。

【アストラのアナスタシア】が【小ロンド遺跡】の封印された本当の理由について知っていたからではないでしょうか?

ここから繋げて次の問いに移ります。

 

  • アストラのアナスタシアについて

上記で述べた通り【アストラのアナスタシア】は【小ロンド遺跡】の封印された本当の理由について知っていたと僕は観測します。

ここで【闇撫でのカアス】の会話を紹介します。

 

【闇撫でのカアス】

 

…ようこそ、不死の勇者よ

我は、世界の蛇、闇撫でのカアス

貴公ら人を導き、真実を伝える者だ

では、我は隠さず真実を語ろう

…かつて火のはじまり、貴公ら人の祖先は

古い王たちの後に、四つ目のソウルを見出した

闇のソウルだ

貴公らの人の祖先は、闇のソウルを得て、火の後を待った

やがて火は消え、闇ばかりが残る

さすれば、貴公ら人、闇の時代だ

…だが

王グウィンは、闇を恐れた

火の終わりを恐れ、闇の者たる人を恐れ

世界の理を恐れた

だから奴は、火を継ぎ、自らの息子たちに、人を率い、縛らせた

貴公ら人が、すべて忘れ、呆け、闇の王が生まれぬように

…我は世界の蛇

正しい時代を、王を探すもの

だが、もう1人の蛇、フラムトは、理を忘れ

王グウィンの友に堕ちた

よいか、不死の英雄よ

我カアスが、貴公に、正しい使命を伝えよう

理に反して火を継ぎ、今や消えかけの王グウィンを殺し

そして、四人目の王となり、闇の時代をもたらすのだ 

 

と語っています。

【闇撫でのカアス】視点での会話であり、これが本当かどうかは分かりません。

しかし【王グウィン】の行った行為を彼は知っています。

注目すべきは【貴公ら人が、すべて忘れ、呆け、闇の王が生まれぬように】という会話。

僕なりの観測を述べます。

 

大王は四つ目の闇のソウルを見出した四人の小王を封印しようとしました。

闇のソウルを持つ者によって【神の時代から人の時代】に移り変わらぬように 。

では何故【アノール・ロンド】【デーモン遺跡】【巨人墓地】同様に大王の力で封印しなかったのでしょうか?

その結果こそ小ロンド遺跡ではないかと観測します。

闇のソウルを見出したという事象は大王にとっては秘匿し通したかったのでしょう。

上記でも言いましたが【神の時代から人の時代】に移り変わってしまうのですから。

だからこそ文化人民諸々小ロンドを封印したのでしょう。

闇のソウルを見出したという事象を忘れ呆けさせ、無かったことにするために。

 

どうでしょうか?

大王の力を使い封印するだけでは文化も人民も言い伝えも無かったことにはできません。

だからこそ沈めるという手段で封印したのでしょう。

 

話が飛んでしまいましたが【アストラのアナスタシア】に戻りましょう。

上記で述べた王グウィンの真実を【アストラのアナスタシア】は知っていたのではないでしょうか?

ここで【心の折れた戦士】の会話と【血濡れたスカート】のテキストを少し紹介しましょう。

 

【心の折れた戦士】

あの女が、間違っても神の名を呼ばないように

故郷の連中が舌を抜いちまったんだろう

 

【血濡れたスカート】

元は聖女の白いスカートだったのだろうが

逃げ出さぬよう何か切り落とされたのか

べっとりと血に濡れ、今は見る影もない

 

だからこそ、動けないように足は切り落とされ、何も話せないように舌は切り落とされ、【女神の騎士ロートレク】には監視されているのだと観測します。

本当に惨いことをしますよね。

では何故【女神の騎士ロートレク】に監視されていたのでしょうか?

また、誰に足と舌を切り落とされたのでしょうか?

ここで次の問いに移ります。

 

  • 女神の騎士ロートレクと封印の番について

彼は何故【アストラのアナスタシア】にあれほど執着していたのでしょうか?

そして【封印の番】が【女神の騎士ロートレク】と行動を共にしていた本当の理由とは一体何だったのでしょうか?

その点に関して深堀してみましょうか。

【封印の番】がどこまで知っていたかは分かりません。

しかし、永遠の任に飽きたと【封印の仮面】では明記されています。

飽きたということは、大王が【小ロンド遺跡】を封印した本当の目的までは知らなかったと推測します。

だとするなら【封印の番】【アストラのアナスタシア】【女神の騎士ロートレク】の関係性が繋がりますね。

結論から言いますと【アストラのアナスタシア】の足と舌を切り落としたのは【女神の騎士ロートレク】か、そのお付きの者です。

順を追って説明します。

【封印の番】は【アストラのアナスタシア】の話す言葉と、大王から言われていた任が噛み合わなかったのでしょう。

そして【アストラのアナスタシア】の話す言葉は真実であったとしても神を愚弄しています。

結果として【アストラのアナスタシア】は足と舌を切り落とされています。

【女神の騎士ロートレク】のお付きである行動原理にも説明がつきます。

 

 

  • 四人の公王について

僕の観測にはなりますが、話していきますね。

 

【封印の番イングウァード】と【闇撫でのカアス】は【四人の公王】の事を【四人の小王】と呼びます。

 

であるなら【四人の公王】は元々人だったのではないのでしょうか?

人が地位を取得し【王グウィン】から王のソウルを分け与えられ闇に堕ちたということです。 

ここで【四人の公王】の持つ王のソウルを見てみましょう。

 

【分け与えられた王のソウル】

闇に堕ちた4人の公王のソウル

火の時代の最初に見出された王のソウルの一部

かつて四人は小ロンドの偉大な指導者であり

特にグウィン王に見え、公王の位を授かり

その偉大なるソウルを分け与えられた

それは一部とはいえ、王の器を占めるに足るものだ

 

と明記されています。

しかし四人の公王は【四体のボス】ではなくHPが続く限り5体目6体目も出現しますし周回を重ねたデータでしたら4体目を撃破しても【四人の公王】のHPは0になりません。

また一週目のデータでは一体目の時点で撃破が可能です。

 

人が完全に闇に堕ちると実体が無くなるのでしょうか?

この点に関してはまだまだ検証の余地がありますのでこの辺で。

次の問いに移ります。

 

  • RE アストラのアナスタシアについて

お待たせしました。

ここからがこの記事の追伸項目です。

【アストラのアナスタシア】は【王の器】に【王のソウル】を満たした後に話しかけるとこのような会話を聞くことができます。

 

【アストラのアナスタシア】

…あなたが、火を継いでくださるのですね

…ありがとう、ございます

…これで、不死の呪いも消え、私も、人として死んでいけます

…私では、何もできませんが

…すべてを、あなたのために捧げましょう

…どうか、皆を、救ってください…

…お願いします

 

 

上記の会話で重要な点は「…これで、不死の呪いも消え、私も、人として死んでいけます」という点です。

【王グウィン】の後継として火を継げば不死の呪いも消えるということでしょう。

しかし何故そのことを【アストラのアナスタシア】は知っているのでしょうか?

この点を深堀してみましょう。

 

まず、【火を継げば不死の呪いも消える】という旨の話をするのは【アストラのアナスタシア】を除き

【王の探究者フラムト】

【太陽の光の女神グウィネヴィア】

そしてOPの【ナレーション】です。

 

【王の探究者フラムト】

不死人の勇者よ。お主の使命は…大王グウィンを継ぐことじゃ

かの王を継ぎ、再び火を熾し、闇をはらい不死の徹をはらうことじゃ

そのためには、まず、王都アノール・ロンドで王の器を手に入れなければならぬ

 

【太陽の光の女神グウィネヴィア】

お願いです

大王グウィンの後継として、世界の火を継いでください

そうすれば、人の世の夜も終わり

不死の現れもなくなるでしょう

世界の蛇、王の探究者フラムトが、貴方を導いてくれるはずです

 

【ナレーション】

だが、やがて火は消え、暗闇だけが残る

今や、火はまさに冷えかけ

人の世には届かず、夜ばかりが続き

人の中に、呪われたダークリングが現れ始めていた

 

少し僕の解釈を述べます。

【王の探究者フラムト】は【大王グウィン】の親友であり王の探究者なので【火を継げば不死の呪いも消える】旨の話を知っていても当然でしょう。

【太陽の光の女神グウィネヴィア】も知っていて当然でしょう、【大王グウィン】の遺物である【王の器】を試練を越えた不死の英雄に渡すのが彼女の使命なのですから。

同様に【暗月の神グウィンドリン】も知っていて当然でしょうね。

【ナレーション】に関してはダークソウルという物語を語る上で不可欠なのではと僕は思います。

 

では【アストラのアナスタシア】に関してはどうでしょうか?

ここでもう一つ。

【王の器】に【王のソウル】を満たした後に【アストラのアナスタシア】に話しかけると【火継ぎの祭祀場】の篝火が最大限まで熾りエストの本数がMAXの20本まで増えます。

ダークソウルのNPCの中でも唯一プレイヤー以外に自らの意思で【明確に】エストの本数を増やせる火守女が【アストラのアナスタシア】なのです。

そして状況証拠的に【王グウィンが小ロンド遺跡を封印した本当の理由】も知っているのですから【アストラのアナスタシア】は古い時代に何か関係のある人物なのかもしれませんね。

 

 

 

  • まとめ

状況証拠は揃いましたね。

しかしまだ疑問は残っています。

【小ロンド遺跡を封印するのに使った水は一体何だったの?】

【何故水に沈まると呪われるの?】

【ダークレイスは一体何処から湧いてきたの?】

【そして何処から水を持ってきたの】

という点です。

僕自身結論は出ていますが未だに観測できていないことがあります。

それが【ダークレイスは一体何処から湧いてきたの?】という点。

この点に関しては本当に不可解なのです。

なので今後も観測は続けます。

 

ここから話は変わります。

一応【まとめ】と書いておりますが僕は纏めるつもりはありませんし結論も出すつもりはありません。

何故かと言いますと、まだまだ謎は残っていますからね。

また、【考察】というのは作品の一つの楽しみ方なのですから。

最後まで見て頂いた皆さんは一度考えてみてください。

上記でも述べましたが【ダークソウルという作品はプレイヤーの数だけ可能性が分岐します】

ありがとうございました!!